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風の名はアムネジア (ソノラマ文庫 10-E)

風の名はアムネジア (ソノラマ文庫 10-E)

風の名はアムネジア (ソノラマ文庫 10-E)

作家
菊地秀行
天野喜孝
出版社
朝日ソノラマ
発売日
1983-10-01
ISBN
9784257762607
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風の名はアムネジア (ソノラマ文庫 10-E) / 感想・レビュー

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おかむー

過去何度か読んでたハズが100%といって過言ではないぐらい内容が記憶になかった…新鮮に読めてよいことだきっとそうだ(笑)。全人類が記憶喪失となり文明の崩壊した世界で主人公ワタルからの視点で描かれるロードムービー的物語。六章それぞれの出会いと登場人物のほのかな誇り、切ない別れが作品自体の背景の古さも相まってノスタルジックで実によい味です。テンプレすぎて最近では使われない「文明のすすんだ異星人が人類の価値を判断してしまう」という上から目線の設定もひさびさだと「ナニサマだよ(゚⊿゚)ァ?」だね『よくできました』

2014/05/24

K・M

19XX年-。人類は突如記憶喪失に陥り言語や知識を失い原始へと退行。その中で人間性を取り戻した(身に着けた?)ワタルは友人との約束を果たす為に一人旅立つ‥。80年代ジュブナイル感満載SFライトノベル。主人公がジープを駆り文明崩壊後のアメリカ大陸を横断する物語にもうワクワク感が止まらない。人類の希望を見出すため奮闘するワタルの勇姿が胸を打ちオープンエンドな結末へと紡がれる。各章から構成するエピソードも魅力的、《アムネジア》と呼ばれる記憶喪失の謎も心をくすぐる。このまま埋もれるにはあまりにも惜しい幻の秀作。

2021/06/09

いおむ

既読済です。

2018/03/28

Y.C.STUPID

希望を触発するのが「文化」ーーー音楽を奏でる人々の熱狂、華々しいストリートを歩く少女の笑顔ーーーであることが示唆的。それにしても宇宙人もテクノロジーはあるけど結構あたまが遅れてないか。

2018/08/29

Yu

親がアニメを持っていて見た記憶があり久しぶりに思い出したら原作があったので読んでみた。SF小説だけど基本的に戦闘もありつつ記憶が失われた世界の人々と関わり合いながらの旅の物語。記憶が消えた原因は今じゃよくある設定だけど主人公の最後の描写にあるように目の前の道を進み続けることが答えなのかな?この小説はアメリカを知ってたらもっと楽しめただろうな。せっかくなのでアメリカの旅行雑誌でも手に取ってみようと思います。

2024/05/12

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