魔獣学園 2 (ソノラマ文庫 20-P)
魔獣学園 2 (ソノラマ文庫 20-P) / 感想・レビュー
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ストーリー展開も畳み方もいささか駆け足気味だが、前作以上にハチャメチャ度は増していて、これはこれでなかなか楽しい。新たに転校してきたジャガイモみたいな顔の少女、菊村千鶴。彼女が一度感情を昂ぶらせると、ゾンビや殺人鬼が異空間と共に出現するもんだからさあ大変という導入から、もう一人の自分の存在やらパラレルワールドネタが絡んできて、挙句の果てに古代文明人の要塞を巨大ロボットに乗って破壊するハメになる。フレドリック・ブラウンやアイザック・アシモフのパロディのような部分もあり、清水氏のサービス精神が存分に出ている。
2012/09/21
gogogaku
このとんでも無い世界を上手に収束させている。最後の方は寂しさすら感じてしまった。面白かった。
2018/04/10
かの子
前半と後半が違う小説みたいでした。
2017/02/03
タケミチ
清水義範がまだ少年物のSFを書いていた頃の作品。『魔獣学園1』を読んだのが2年位前なので、前作の内容はほとんど覚えていないが、一応2から読んでも分からないことは無いようにはなっている。文体は清水義範らしく読みやすいもの。ジュブナイルとしては平均的なおもしろさかな。
2011/01/15
洪七公
既読本
1984/06/07
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