KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

キマイラ魔王変 (ソノラマ文庫 52-D)

キマイラ魔王変 (ソノラマ文庫 52-D)

キマイラ魔王変 (ソノラマ文庫 52-D)

作家
夢枕獏
天野喜孝
出版社
朝日ソノラマ
発売日
1984-07-01
ISBN
9784257762805
amazonで購入する

キマイラ魔王変 (ソノラマ文庫 52-D) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

眠たい治療家

二人の場面からストーリーは始まる。由魅に関して大鳳と久鬼が対峙し、龍王院とボックが対決。九十九は涼子を助け、心惹かれていく。大鳳と対峙し、久鬼は学園へ戻り、阿久津や武道部主将らとの立ち会い。そして菊池にけじめをつけて去る。その頃、隠剣を使う老人が龍王院を探し菊水組を訪れ、台湾から巫炎を追って斑孟が来日。九十九と久鬼が対決するが、そこへ男が駆けつける。一方、大鳳は新宿で自由人・岩さんと知り合う。本作は状況把握的描写でストーリーは大きく展開しないが、重大な事件が起きる。夢枕獏氏の対決シーンはやっぱり好きだ。

2010/05/15

Tanaka9999

1984(昭和59)年発行、朝日ソノラマのソノラマ文庫。うーん、なんともいえない。いつまでたっても物語が進まない、永遠のプロローグ。まぁ、あとがきで書いていることも理解できるのだが、やはりきちんと終わりがあってほしい気もします。もっとも、いつまでたっても終わらない名作というのは多いですから、名作ほど終わらない、終われないのでしょう。しかし、続編ねらいのような終わり方というのも嫌だ。

2022/09/09

いおむ

既読済です。

2018/04/03

マスオ

再読。280巻ではない。

2015/04/10

聡美

あとがきに、「この巻には、読者のかなりの人数の方にとって、ショッキングな出来事がひとつ、あるいはふたつ、ある」と書かれている。九十九と涼子は、前巻からのエピソードをきちんと終わらせたという印象だし、久鬼と深雪は、前に久鬼が仄めかしていたから特にショッキングということもない。しかし、なんなんだ、この小説の登場人物は2人に心を奪われているというのが定石なのか。久鬼は違うが、大鳳、九十九、深雪は、揺れ動く自身の心に戸惑っている。この構図の一端の由魅が出てこないのが気になる。斑孟が、乱蔵の服を着ていたのはなぜか?

2014/01/15

感想・レビューをもっと見る