キマイラ如来変―キマイラ・吼〈6〉 (ソノラマ文庫 317)
キマイラ如来変―キマイラ・吼〈6〉 (ソノラマ文庫 317) / 感想・レビュー
Tanaka9999
1985(昭和60)年発行、朝日ソノラマのソノラマ文庫。バトル小説の長大シリーズもの。しかし陣営らしきものは存在するものの、ほとんど個人で活動している。しかも、多視点。そこがわかりにくいような。陣営の対決なら、個人の動きも引き抜きとか裏切りとかに整理されると思うのだが。まぁ、この方がダイナミックだといえばそうなのだが。
2022/11/28
ちゃこ
キマイラシリーズ6作目。 円空山・雲斎を方術士・埴輪道灌が訪れる。宇名月典善は菊地に技を叩き込む。岩さんは大鳳にもう一度会おうと決意。九鬼と亜室健之、由魅。九鬼玄造と典善、ボックに対面。悩む龍王院弘。大鳳は九鬼麗一に会いに行く。 ストーリーがほんの少しだけ進みました。菊地が気持ち悪すぎて吐き気が…。
2013/09/04
秋乃みかく
★★★★☆ 再読。菊地クン、キモイです…。
2011/07/28
マスオ
再読。6巻。
2015/04/11
聡美
「前歯のほとんどを、へし折られていた。 フリードリッヒ・ボックに折られた。 久鬼麗一にも折られた。 宇名月典善にも折られた。 阿久津にも折られた。 そうして、菊地の前歯は消失したのである。」 声を出して笑ってしまった。さすがに菊地が可哀想に思えた。久鬼は、子供のとき尻尾が生えてたのかー。あとがきに、「この物語が、夢枕獏という作家を選び、物語に書かされているのである。」と書いてあったのには驚かされた。そこまで言うか!でも面白いから仕様がない。
2014/01/19
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