オネアミスの翼 1: 王立宇宙軍 (ソノラマ文庫 95-A)
オネアミスの翼 1: 王立宇宙軍 (ソノラマ文庫 95-A) / 感想・レビュー
Ken05
映画『王立宇宙軍 - オネアミスの翼』のノベライズ。映画が好きすぎて、今さらながら思わず手を伸ばした。生き方に閉塞感を感じ悶々としているシロツグの内面描写、恋人を失った喪失感、ライバルのドムロット登場といった補完は、なかなかにいい。しかしそれだけに、惜しい。映画の弱点でもある重要な2つのターニングポイントを、もっと補強してほしかった。リイクニに惹かれる理由。宇宙飛行に本気になる理由。
2009/09/25
K・M
ヒットメーカー『GAINAX』が誇る劇場版アニメ映画のノベライズ。映画版とは一味違った内容、と言うよりは加筆が多く施され登場人物も追加されており物語全般が深く重厚に仕上がっている。こちらが本来の原作なのではないかと見紛うばかりの完成度の高さである。脇役として描かれていた宇宙軍の同僚達が小説版ではそれぞれ重要な役割が与えられドムロットには主人公のライバルエリート士官、ただの田舎者と思われていたマジャホにはある重要な秘密が隠されている。映画『王立宇宙軍』に感化された方には必読であり聖書ともいえる至高の一冊。
2021/03/12
洪七公
既読本
1987/02/21
けんの
http://booklog.jp/users/kenno/archives/4257763647
2007/11/13
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