アストラノーズ侵入 (ソノラマ文庫 み 1-11 二重人格戦士パラサイコマン 1)
アストラノーズ侵入 (ソノラマ文庫 み 1-11 二重人格戦士パラサイコマン 1) / 感想・レビュー
へくとぱすかる
いつもながら、安心して笑って読める。主人公が一見モテないように見えて、話が進むと案外そうでもないことになる、というのも作者得意のパターンか。心を占領される恐怖以上に、ドタバタの要素で退屈させないのが岬さんらしい。小学生がファミコンに夢中だったり、ビデオが磁気テープだったり、TVの空きチャンネルが砂嵐だったりとか、今となっては四半世紀前の世紀末の日常生活をしっかり証言しちゃっている。続編があるらしいが、こういう本にかぎって、なかなか新古書店に現れない。いつ続きが読めるかな。
2020/06/17
洪七公
既読本
1995/09/01
1977年から
2000年
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