二重人格戦士パラサイコマン〈2〉ホールズマンばっこ! (ソノラマ文庫)
二重人格戦士パラサイコマン〈2〉ホールズマンばっこ! (ソノラマ文庫) / 感想・レビュー
へくとぱすかる
1994年。前作を読んでから久しいので、内容を忘れてしまったが、シリーズ第2作(今のところ続編なし)。テーマは「穴」。身体にポッカリ空いてしまった、ブラックホールのような底なしの穴のナゾを追って、エイリアン戦士に取り憑かれた大森鉄平のパラサイコマンとしてのドタバタ冒険が始まる。何といっても昭末平初。ポケベル時代だったのか。当時は……。カネに乏しい青年の日常が爆笑SFに変転する物語を描けば、岬さんの右に出る作家はいませんね。「ラヴ・ペア」や「ファンキー・ブラザーズ」程度に、長続きしてほしかったシリーズ。
2020/11/24
洪七公
既読本
1996/05/28
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