D-邪神砦 (ソノラマ文庫 き 1-52 吸血鬼ハンター 13)
D-邪神砦 (ソノラマ文庫 き 1-52 吸血鬼ハンター 13) / 感想・レビュー
神太郎
今回は貴族の遊戯地に不慮の事故で降り立ってしまった人達と遊戯地にある砦に向かっているDの邂逅から物語は始まる。護衛を引き受けるもまずは砦に行く事が条件だという。そこにはかつてあの神祖ですら倒すのに苦労したという邪神の存在があった。珍しくDがかなりコミュニケーションを取るシーンが多いですし、なかなか展開も今までのに比べるとたしかに変化球気味。雰囲気は初期の頃に寄せた印象。しかし、今回の依頼は受けたのか、或いは神祖を調べてく過程で自分で見つけたのか?多分後者かな。ビターな終わり方良き!こういうの嫌いじゃない。
2021/06/25
お腹ボン!
今回”D”は目的があったのに事故で死の谷間に残された人達の護衛として巻き込まれてしまう。”サクリ”によって心の弱った部分に付け込まれ欲望を操られてしまう人達。え~、やっぱり?ってなんとなく想像がつくような終わり方でした。”D”の旅って神祖の残したものを破壊して歩いてるようだけど、蘇ったり意思が存在したりの世界で神祖はこの世に存在しないのか?時々声は出てくるけど、助けてくれるのか始末したいのか、むむむむむ。
2017/01/16
ブー
”D”13作目。今回は、貴族の元遊戯地に不時着した人々と、とある目的で訪れたDとが出会い行動を共にする。しかし、人間とはいかに誘惑に弱いものか・・・と、考えさせられる一方で、根本的な所では貴族も人間も変わらないのではないかと・・・今巻で、一番の所はDが子供の依頼を受けるシーンが良い。何作か前にもあったが基本、子供には甘いDというのは人間味があっていい。
2010/05/08
Kou
だいぶ前の既読。前作の星団が長ったらしいだけでこれでもかというほどダメでギャスケルのムダ使いだったのでケンカ売り気味に読んだら意外に面白かった。これなら上下巻くらいは許したかなとはファンの勝手な思い。 以降コンパクト路線に戻るのですが、白魔山くらいまではまあ良かったかなと思います。でも、このシリーズ嫌いなのかと問われれば無茶苦茶好き。
2020/03/16
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