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きみがいた時間 ぼくのいく時間-タイムトラベル・ロマンスの奇跡-

きみがいた時間 ぼくのいく時間-タイムトラベル・ロマンスの奇跡-

きみがいた時間 ぼくのいく時間-タイムトラベル・ロマンスの奇跡-

作家
梶尾真治
出版社
朝日ソノラマ
発売日
2006-06-23
ISBN
9784257790556
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きみがいた時間 ぼくのいく時間-タイムトラベル・ロマンスの奇跡- / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

小説4編と対談などを収録。表題作は本書のための書き下ろし中編。これが並大抵ではない! タイムパラドックスにともなう矛盾と破綻を、どうやって解消するか、実に美しく解決してくれました。全体の半分までは「また、このパターンなのか?」程度に思っていたものが、急展開。そして……というわけ。どうしても「マイナス・ゼロ」に似てしまうところを、梶尾流に完成させてくれます。見事。

2016/10/07

ga-ko

最後の話は理解できなかった。その他はすべて愛する人のために奮闘する物語。時間軸がリアルに説得力があり、できそうな気がしてくる。

2015/05/30

horuso

第一部は、今は「クロノス・ジョウンターの伝説」に収録されている「きみがいた時間ぼくのいく時間」と、「美亜へ贈る真珠」に収録されている短編3つからなるので、現在ではそちらを読めばいいが、第二部「クロノス・ジョウンターの軌跡」に本書を読む価値がある。成井豊との対談、成井豊によるブックガイド、梶尾真治による「クロノス・ジョウンターの伝説」に関するエッセイ。特に対談にはリチャード・マシスンやジャック・フィニィなどという、ぼくも死ぬほど好きな作家の名前がでてきて、なぜ梶尾真治の書くものに惹かれるのかがよくわかった。

2019/05/05

たいたく

図書館。タイムトラベルの短編集。きみがいた時間ぼくのいく時間は最初から展開の読める話だったけど39年前に行ってからは面白かった。江里の"時"の時、美亜へ贈る真珠は既読の為読まなかった。時の果の色彩は社長の正体を色々想像しながら読んでた。

2015/08/22

初作家さん。梶尾真治…ロマンチストだなあ!や、悪くないですが。タイムトラベルモノって、「過去を可変のものと扱う」ものだと思うのですが、この作者さんはどこかで、「永遠のもの」を信じているんだなぁ…と思いました。ロ、ロ、ロ、ロマンティスト!…他の作品も読んでみたいです。

2010/05/30

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