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恐怖マンガコレクション 7 なめくじ少女

恐怖マンガコレクション 7 なめくじ少女

恐怖マンガコレクション 7 なめくじ少女

作家
伊藤潤二
出版社
朝日ソノラマ
発売日
1998-04-01
ISBN
9784257903192
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恐怖マンガコレクション 7 なめくじ少女 / 感想・レビュー

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夜間飛行

なめくじ少女になって枝を這う夕子の顔よりも、「ナメクジには塩だ!」と叫ぶ父親の顔が怖い。柔らかく制御不能な少女の軀に、常識や通念を無理やり押しつけて殺す、利己的な家長の顔。思えば富江殺しをクラス全員でやった時から、伊藤作品には「集団をなす人」や「集団の掟」への恐怖がある。だから教師や父親など集団の主催者の顔はのっぺりと冷く、何か事があるとそれが凶悪な相に変わる。社会の掟を刻まれた固い面は状況によって殺意の相ともなり、そのとき柔らかい生身は変身を余儀なくされるのだ。両者の変貌が呼応すればこそ恐怖が生まれる。

2018/06/13

yom

「なめくじ少女」「黴」「うめく排水管」自宅の庭や水回りという目を向けたくないけど確かに存在する不快の温床。嫌なこと考えるなぁ。「バイオハウス」初期作品ほどスプラッター映画の影響が強いんだなぁ。

2023/09/05

読み人知らず

排水管のやつがこわい。潔癖症の成れの果てかー。

2010/07/24

Ai Ueo

体が穴だらけになるやつ、夢に見そう。。。

2012/10/07

烏鳥鷏

自宅が怪異に侵食される話は嫌だなあ。旅先でたまたまホラースポットに足を踏み入れたというのとは違い、帰る場所がなくなるのが辛い。また、一気に化け物に殺されるのではなく、少しずつ体が変形していくタイプの方が怖い。体がカビだらけだの穴だらけだの

2012/09/09

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