耳の散歩
耳の散歩 / 感想・レビュー
とも
子どもの頃に読んでいた作家さん。探している作品は収録されていなかったけれど、とても満足。 子ども~少女時代に好きだった作品をたどると、全体に「さびしい」気持ちにに寄り添ってくれるものが多い事に気づきます。あの頃を思い出すと、背中なでてあげたい気持ちとセンチメンタルにとらわれていたんだな~と恥ずかしい気持ちと、半々。
2021/05/31
デンスケ
真夜中に降り積もる雪のような静けさと、心の奥がほっこりする暖かさと。夜と雨と空と海と夢と少しの淋しさ。読むたびに心に残るお話が違う不思議。
2014/05/15
takahiro tezuka
☆☆☆
2016/08/14
龍國竣/リュウゴク
この作品は、純粋に保たれている。読者は登場人物たちの横顔を眺めるだけである。実際、人物は圧倒的に横から、それも真横から描かれている。しかも、丁寧語で書かれた文が、読み手との距離感を少し離れたものにしている。われわれ読者は、傍からそっと見守るだけだ。
2014/04/27
ひまわり
図書館で借りました。「初めて、宇宙は夜だと知った時、地球は、夜の中に浮かんでいると知った時、なんだかクラクラしたものだ。」(P140)この世界観が好きだ。大好きだ。読み深めたい。
2011/12/02
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