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ニッポン・あっちこっち

ニッポン・あっちこっち

ニッポン・あっちこっち

作家
安西水丸
出版社
家の光協会
発売日
1999-10-01
ISBN
9784259545703
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ニッポン・あっちこっち / 感想・レビュー

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onasu

水丸さんのイラスト旅エッセイには味があって、雑誌掲載は98年なんだけど、賞味期限が切れていない、と言うか、自然の景色や古い建物には、そんなもの関係ないか…。  あっちこっちは、月に一度で計12ヶ所。行ったことのあるのは3ヶ所で、これ、写真より絵の方が心にせまるような気がするのは、文中にあった、「絵は〜、描く人の心があるかないかだ」、てのと相通じるのかな。写真でも、そういうのがあるのだろうけど。  名所より車窓の景色の方がいい、というのにも同感。暖かくなってきたし、古い街並みを見に出掛けようかな。

2015/04/03

なにょう

書名のとおり日本各地の紀行文。やはり挿入されているイラストがよい。もうこの方も鬼籍に入られた。何か建物の記述が多いように思う。特に城の記述が多い。日本全国至る所に城があってそのまちそのまちの特徴がある。城にまつわる名君の話がある。焼けっちゃった城、古いまま残っている城。どの町にもその町の話がある。

2015/01/17

hitsuji023

安定感抜群の旅行記。 前書きより、引用。 「電車を乗り継いで、ぼんやり車窓を眺めつつあれこれと自問自答していると、妙に哲学的気分になってきたりするものだが、旅の危うさは自己陶酔でもある。これはなんとしても避けなければいけない」 この気持ち、よくわかる。

2016/12/07

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