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援助者必携 はじめての精神科 第3版

援助者必携 はじめての精神科 第3版

援助者必携 はじめての精神科 第3版

作家
春日武彦
出版社
医学書院
発売日
2020-03-23
ISBN
9784260042352
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援助者必携 はじめての精神科 第3版 / 感想・レビュー

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さらば火野正平・寺

春日武彦がこんな本を出しているとは知らなかった。しかもこの3版で全面的に改稿するそうだと聞いて読む事にした。私は別に精神科に勤めている訳ではないが、出てくる数々の症例は私の仕事に無関係ではない。しかしいざ読んでみると、どの病気も全部自分の事ではないかという気がしてくる。パーソナリティ障害なんて、どう考えても私だとしか思えない。認知症だって私に似ている。自分は春日先生の言うような「中途半端に堪えられる」人間でもない。私もいつ狂気の側に倒れるかわからない。それはさておき、春日先生のアドバイスは良い。良書。

2020/09/14

こばまり

得心すること多く、頁をめくるのが楽しかった。精神科医の著作なのに医療に傾いていないのはさすが春日先生である。タイトルの援助者必携は伊達ではない。今年読んだ中で上位の「腹落本」に入ること間違いなし。

2022/12/04

くさてる

改版のたびに読んできたのですが、今回は大幅に内容を書き直しているようです。が、全体のテイストは変わりなく、援助者にとって必要なチップスが凝縮されていて、読み物としても面白く、やっぱりお役立ちの一冊でした。おすすめです。

2021/01/07

そのじつ

第一版と併読。大幅加筆編集とのことで、生まれ変わってます。新しいエピソードも興味深く、特に「高齢者の突飛な妄想」で出てくる天井裏や床下の住人の話は、様々な小説や怪談を思い出して思わず膝を打った。怖い話ではなく、安心するための現実世界との緩衝材を人は生み出すという話なのだ。異常な話を聞いて「人間が怖い」とつぶやくより、「人間ていじらしい」と思った方が生きやすい気がする。この本を読んでよかったと思う。

2021/03/19

フロム

学校でやった医療コミニュケーションの授業の100倍役にたった。授業でこう言うテクニック的な事が聞きたかったのに。やらされたのは「では、クラスのみんなの前で各自、5分間人生で今まで一番頑張った事を話してみましょう」だ。トチ狂ってるとしか思えない。 患者に対して人生で一番頑張った事を語る時が来るのだろうか?身内に対してすらないだろう。 こう言うクレーマーっぽい患者の対応集は恐らく現場に出たら凄い役に立つと思う。少なくとも臨床心理学に興味あるものは必読の書だと思う。

2022/06/25

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