教会アーカイブズ入門 記録の保存と教会史編纂の手引き
教会アーカイブズ入門 記録の保存と教会史編纂の手引き / 感想・レビュー
わきが
教会アーカイブズという題から,バチカン市国はじめ海外での教会の記録管理の事例も紹介されているかと思いましたが,日本の比較的小さいプロテスタント系教会の記録管理のみ焦点を当てていました.予算が十分に取られるかどうかわからない小規模な団体の史料編纂や記録管理に適応できると思いました.Erinnerungを単に「思い出」という意味でしてしか覚えていなかったので,「想起」という意味で使われているのが面白かった.語源辞典ほしくなった.細かいところは後から読み直そうと思います.
2013/05/03
笛吹岬
教会アーカイブズというタイトルだが、キリスト教教会特有の内容は少ない。だから、NPOやボランティア団体のような団体にとっても、自機関の記録保存と団体史編纂の入門書として活用できる。今日、日本社会の重要な役割を果たしている、これらの団体のアーカイブ活動を活性化させること、そのための支援策がそれぞれ必要であり、キリスト教教会も含む宗教団体もその一つだ。
2013/02/24
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