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悲しい月夜: 萩原朔太郎詩集 (美しい日本の詩歌 14)

悲しい月夜: 萩原朔太郎詩集 (美しい日本の詩歌 14)

悲しい月夜: 萩原朔太郎詩集 (美しい日本の詩歌 14)

作家
萩原朔太郎
出版社
岩崎書店
発売日
1997-06-01
ISBN
9784265040544
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悲しい月夜: 萩原朔太郎詩集 (美しい日本の詩歌 14) / 感想・レビュー

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たんたんx

俳句や散文とともに、真直ぐで清冽な詩から、世を倦んだ少し暗い詩まで、萩原朔太郎の文学全般をひととおり知ることができます。「物みなは歳日と共に亡び行く。ひとり来てさまよえば 流れも速き広瀬川。 何にせかれて止むべき。 憂いのみ永く残りて わが情熱の日も暮れ行けり。」 ◆亀 「林あり、沼あり、蒼天あり、ひとの手にはおもみを感じ、しずかに純金の亀ねむる、この光る、寂しき自然のいたみにたえ、ひとの心霊にまさぐりしずむ、亀は蒼天のふかみにしずむ。」 巻末の散文、「虚無の歌」と「死なない蛸」も好きです。

2017/02/02

朔太郎の以下の二つの言葉を信じたい。 「私の詩を読む人は『聖書』をよむような心持で、書いてある文字の通り正直に読んでもらいたい。私は自分の思想や哲学や概念を、少しも他人に知らせたいとは思っていない。またそんなものには自分でも更に価値を認めて居ない。私はただの『感情』だけを信じて居る。『感情』そのものが私の生命である」 「詩は純真に感情を歌えば好いのです。私の詩作における動機はそれだけです。しかし、純真の感情といっても、美感の伴わない粗雑な興奮、即ち実感は駄目です」 絶版本ですが、非常に良い選集です。

2021/01/17

佐保(さほ)

文字も大きいし、綺麗です。背景がわかって面白い、良書。

2010/05/05

hiro6636

図書館。

2020/07/20

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