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高村光太郎詩集 道程 (豊かなことば 現代日本の詩1) (豊かなことば現代日本の詩 1)

高村光太郎詩集 道程 (豊かなことば 現代日本の詩1) (豊かなことば現代日本の詩 1)

高村光太郎詩集 道程 (豊かなことば 現代日本の詩1) (豊かなことば現代日本の詩 1)

作家
高村光太郎
出版社
岩崎書店
発売日
2009-10-23
ISBN
9784265040612
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高村光太郎詩集 道程 (豊かなことば 現代日本の詩1) (豊かなことば現代日本の詩 1) / 感想・レビュー

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shiho♪

学校図書館本。タイトルの『道程』が読みたくて手に取る。「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」 他にも母への深い思い『母をおもふ』 自由と文化の都市『パリ』 妻・智恵子とのエピソード『あどけない話』などなど。 そういえば、高校生の時、友人が「結婚するなら高村光太郎のような人がいい」と言ってたのを思い出した。『レモン哀歌』など智恵子さんに纏わる詩は悲しくも優しい。統合失調症を患った智恵子さんを献身的に支えていた光太郎が詩からも目に浮かぶ。『智恵子抄』も読みたい。

2023/03/22

Natsuko

あまりにも有名だが、改めて読んだことはなく、でもおそらく教科書で読んだことのある作品が2桁にのぼる。哲学的に口ずさみたくなる「あたり前」「道程」。そして第2章が圧巻。「風にのる智恵子」「あどけない話」「千鳥と遊ぶ智恵子」「値ひがたき智恵子」で統合失調症を患うもののあどけなく愛らしい智恵子が描かれる。さらに「レモン哀歌」で智恵子の命が尽き「荒涼たる帰宅」で亡骸が帰宅。智恵子亡きあと、すべてが滞りなく進んでいくのに、心をなくしてただ立ち尽くす光太郎、淡々としたラスト一行「外は名月といふ月夜らしい」が沁みる。

2021/09/07

ダグラスまま

たまには詩集も。レモン哀歌、やっぱりいいよなぁ。一瞬の視線のきらめきを、愛情のつながりを、死の寂しさを、何行かの言葉で書ききるのはただただすごいと思います。目の色から愛情を汲み取れる関係っていいよなぁ。

2015/04/27

Takako

高村光太郎の代表的な詩を集めた詩集です。力強くも繊細で、凛とした言葉の連なり。知っているはずの言葉が、どんどん違った表情を見せるその変幻自在な様に、感嘆の溜息が漏れます。「最低にして最高の道」「詩人」が好きです。

2017/10/14

コニコ@共楽

シンプルな表紙に惹かれて読んでみました。教科書に載っていた「道程」を歳を重ねて読んでみると、いろいろな想いがこみ上げてくる気持ちになります。智恵子のことを詠んだ「レモン哀歌」が切なく胸に迫ります。

2013/05/08

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