染五郎と読む歌舞伎になった義経物語 (イワサキ・ノンフィクション 7)
染五郎と読む歌舞伎になった義経物語 (イワサキ・ノンフィクション 7) / 感想・レビュー
しげ
源平合戦が好きで、源平をテーマにした歌舞伎を観てみたいけれど「歌舞伎なんて観たことないし、どの演目を観ればいいのかもわからないし…」と戸惑っている方に激しくおすすめの良書です。義経物語の流れにそって、歌舞伎の演目になっている部分を紹介し、あらすじや見所を解説してくれます。義経や富樫を演じている染五郎さんの写真も美しく、目の保養になることうけあいです。
2013/01/07
m
図書館の歌舞伎コーナーで発見。義経と染五郎、素晴らしい組み合わせ。勧進帳の弁慶や碇知盛を見てみたい。演目は違うが、来月行く歌舞伎が楽しみになった。
2017/08/30
まげりん
我が家の2人の義経(長女/歌舞伎「勧進帳」、次女/能「安宅」)のお勉強用に。物語の流れに沿いながら歌舞伎、染五郎さんのお話と教えてくれるのでわかりやすい。いくつか見たことのある演目もあるので興味深く読んだ。義経物語は、時代を超えて日本人の心の源流みたいなものなんだなぁと改めて思う。
2013/12/26
まめはち
義経の登場する歌舞伎狂言の多さにあらためてびっくりしました。この本では義経の生い立ちから亡くなるまでの出来事とそれを題材にした歌舞伎狂言を時系列に紹介しているので、点と点がつながったような気持ちよさがありました。2006年出版。本書のなかで、染五郎さんが弁慶を「いつかはやってみたい永遠の憧れの役」とおっしゃってます。染五郎さんの富樫と義経の舞台写真は掲載されてますが、弁慶は幸四郎さんの写真。昨年念願が叶って弁慶をなさったので、増刷するときは弁慶の写真も追加されるのかな!?
2015/04/28
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