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きょうから飛べるよ (おはなしガーデン)

きょうから飛べるよ (おはなしガーデン)

きょうから飛べるよ (おはなしガーデン)

作家
小手鞠るい
たかすかずみ
出版社
岩崎書店
発売日
2014-04-11
ISBN
9784265054923
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きょうから飛べるよ (おはなしガーデン) / 感想・レビュー

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びすけっと

2014年4月刊。図書館出会い本。入院したさくらの元に届いた不思議な手紙。「さあ行動を起こせ。実行あるのみだ」。観察がさくらに再び生きる力を吹き込みます。観察した鳥からの命から得たばかりではなくて、不思議な手紙の送り主からの命を継いだように感じました。たかだかすみさんの絵がとても柔らかく包み込みます。

2014/06/07

鳩羽

病気で入院することになり、進級もバレエもできなくなったさくらは、すっかり気が塞いでしまう。そんなある日、花咲かじいさんを名乗る人から手紙が届く。手紙に書いてあるままに、渡り廊下のベランダから外を眺めたさくらは、そこに小鳥の巣を発見する。どこの誰とも分からないおじいさんと、さくらの文通が、小鳥の観察という共通の話題で続き、巣立ちと同じくしてさくらの病気も治るという話。病は気からではないけれど、きょうから飛べる、明日も飛べるという前向きなメッセージが、確固たる存在感の年長者から届くのに安心感があった。

2014/05/18

チョコミント

人生に躓くと、後ろ向きになる。でもこんな風に見守ってくれる人がいるって、本当に素敵。

2014/12/25

遠い日

花さかじいさんの力強い励ましの手紙で、少しずつ心を強くしていったさくら。クロジ(小鳥)の営巣と子育てを観察しながら、自分にそれを重ねていく。入院中の気弱な心を知らぬ間に追い出していったさくら。心が弾むと体にもいい作用が起きる。花さかじいさんの気持ちの温かさに読み手のわたしも感化される。クロジのヒナたちのがんばりはそのまま自分へと還ってくる。おじいさんの声はいつも、いつまでもさくらに届き続ける。

2022/10/29

ゆー

入院したことがあったりすると、また違って感じるかもしれない。まだピンときていない感じだったかな。小1。

2020/10/09

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