アザラシとくらした少年 (世界の絵本 22)
アザラシとくらした少年 (世界の絵本 22) / 感想・レビュー
あきのぶ
久しぶりに絵本を手に取りました。子供の教育の最終目的は、「子供自身の自立」と頭で分かってはいても、自分の視界から離れていくのは寂しくなる。これは、いつの時代、世界中、どこの親子でも不変のテーマなんだなと実感しました。
2013/02/02
anaksi
ネイティヴアメリカンのうち、チヌーク族に伝わる民話を描いた絵本。 行方不明になった男の子がアザラシの間で育ち、連れ戻されたのちも海でのアザラシたちとの暮らしを懐かしみ…、というお話。 再話が格調高く叙情的で、絵も素晴らしい。かくのごとく、地球上のそれぞれの民族に、或いはそれぞれの集落に、それぞれに大事にされた物語があったのだなぁ、と思いをいたすことが出来た、ありがたい、素敵な絵本。
2016/12/25
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