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雲のはしご (物語の王国 2-1)

雲のはしご (物語の王国 2-1)

雲のはしご (物語の王国 2-1)

作家
梨屋アリエ
くまあやこ
出版社
岩崎書店
発売日
2010-07-17
ISBN
9784265057818
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雲のはしご (物語の王国 2-1) / 感想・レビュー

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小夜風

【小学校】うちの末っ子と同じ小学5年生の女の子たちのお話。冒頭のこれ見よがしの親友っぷりに若干引きつつ、微妙な年頃の心情がとてもリアルに書かれていて、娘に思いを馳せながら読みました。大人の事情で子どもたちが苦しむのは辛いなぁ。でも、その子が不幸だと決めつけてしまうのは大人の勝手なのだと気づかされました。どんな人生でも、幸せになったもん勝ち。この本に出てくる子どもたちがどんな風に成長していくのかは判らないけれど、自分の子どもたちとその友だちたち…これからも優しく見守っていきたいなって思いました。

2017/01/08

tokotoko

昨日図書館で、夏休みらしい本を借りてきた。その1冊目。小5女子2名が主人公。最初は、若すぎて無理かも・・と思った。読み進めると、やがて主人公の心が揺れ始める。親の事情、友達との距離、自我の気づきなどのさまざまな理由で。それって、大人になっても思うことあるよ・・・って気づいた後は、あっという間に読み終えた。いつか、こんな共通点を話題に、子供達と心を割っておしゃべりできたらいいな。そして、大人の事情に振り回されて傷ついても、負けないでいる子どもに 気づいたら、その心だけは明るくいられるように、支えたいよ。

2013/07/22

アイボリー

大好きな親友とのすれ違い。ありきたりな内容だった気はしますが、成長していく女の子二人を見てすっきりしました。小学生でもそれぞれ色々な事情を抱えて一生懸命生きているんですね。

2013/06/22

kanon

子供って親の状況が変わるとこんなにもがらりと状況の変化を突きつけられてしまうんだ、と改めて思いました。だけど、実月のよくわかないのも変わって欲しくないというのもわかって、大分いろいろと変わってしまったけれど、改めて親友を再開出来た二人が嬉しい。

2011/08/29

遠い日

いつまでも変わらずにいたいのに、おとなの都合で子どもたちは容赦なくその立場や環境を変えられてしまう。理不尽ではあるけれど、それを受け入れてゆく力があることが、読んでいて救われる気がした。友情の在り方を、そろそろ見つめなおしてゆける年頃。一歩ずつ前へ。『雲のはしご』というタイトルにこめたものがよくわかるエピソードが秀逸です。

2010/11/01

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