文庫 デルトラ・クエスト (8) 帰還 (フォア文庫 C 279)
文庫 デルトラ・クエスト (8) 帰還 (フォア文庫 C 279) / 感想・レビュー
歩月るな
「くまさんに、もう一度目を覚ましてもらうときがきたのだ。」七部族集結、デルへの帰還。しかし、魔女テーガンのこどもの生き残りイカボッドが襲来、またもデインがさらわれバルダが死に瀕する。記号的な話をすれば、人物の名前が意味成す所をみれば、その巧妙な所はすぐに目につくかもしれないが、それ以上に、いわゆる勇者の呪文をその名に冠している。当時にしてみればこれも一種のバイアスであった。結末にあってリーフが時折抱いていた嫉妬心も、何に端を発したものなのか、結局の所この時点では明かされない。当時はグロック好きだったなぁ。
2018/08/21
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