トリュフとトナカイ (現代ミステリー短編集 (4))
トリュフとトナカイ (現代ミステリー短編集 (4)) / 感想・レビュー
oldman獺祭魚翁
著者にはちょっと珍しい児童向け(YA向け)の短編集。相変わらずクセの強い登場人物に読み手は翻弄されるが、本当の犯人は……著者はベテランのアマチュア・マジッシャン。その手技に騙されない様にと思っても、ついつい引っかかってしまいそう。 でも、どうせなら気持ちよく騙されて見ましょうか? 著者みたいにピリッとしていないダラダラ書評はこちら⇒https://www.honzuki.jp/book/2809/review/273570/
2022/03/12
timeturner
わははは。表題作が滑稽きわまりなくて大笑いした。いくらなんでもという展開が次々に起こるので、読者は登場人物たちと一緒に「嘘だろう?!」と叫びながら引きこまれてしまう。亜愛一郎シリーズのテイストに近いかな。他に3編を収録。
2022/07/27
ゆまたろ
子どもと図書館で本を探していて見つけました。児童のコーナーにありました。泡坂さんが亡くなって、もう新作は読めなくなりましたが、読んだことのない短編もあり、久しぶりに、軽妙洒脱な泡坂さんの作品に会えて嬉しかったです。
2014/07/06
彰信
いや〜、面白かった^^やっぱり文字が大きいので見やすいですね(笑)。『開橋式次第』は登場人物の名前を覚えるのに必死でした^^;家系図かかなきゃ分かりませんな。基本的にコミカルなので楽しく読めました。どれが好きかって訊かれると、やっぱり代表作の『トリュフとトナカイ』ですね〜^^
2010/01/08
竜王五代の人
奇抜と言うかちとマンガチックなキャラクターで人目を寄せといて、陰でトリックを、という手品みたいな作風のものを集めた感。児童書ならではの豊富なイラストは、この書影通りカット集みたいな線はきれいだけど面白味はない。
2022/02/28
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