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怪談えほん (2) マイマイとナイナイ

怪談えほん (2) マイマイとナイナイ

怪談えほん (2) マイマイとナイナイ

作家
皆川博子
東雅夫
宇野亜喜良
出版社
岩崎書店
発売日
2011-10-07
ISBN
9784265079520
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怪談えほん (2) マイマイとナイナイ / 感想・レビュー

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怪談えほんシリーズ。よくわからないまま終わってしまいました。ナイナイという弟はどこから来たのか?くるみに入るほど何故に小さいのか?マイマイを夜の夢に閉じ込めたのは何かの復讐?等勝手に疑問が沢山湧いてきました。くるみを目に入れるあたりは不気味でした。

2021/03/01

怪談というよりは西欧の怪奇・異端文学に通じるものがあった。読み取り方によっては哲学的でもあり、素直に読んでいくと悪夢でしかなく、「あいたた!」な内容なのだが、こういう世界観は子どもの頃から好きでい続けている。宇野亜喜良氏の彩度を抑えた色使いの絵もぴったりで、幻想小説の原点を見た気がした絵本だった。子どもの豊かな想像力を養い、想定外の事態に直面しても平静さを保てる強い心を育んで命の大切さを教えるというプロジェクトで生れたこのシリーズ、お子さん達が読んだ場合どんな想像を広げるのか、ちょっと聞いてみたくなる。

2014/08/03

Aya Murakami

図書館本 シャーマン系の怪談ネタ…かな?みみなし芳一もそうですけど化け物と関わることってリスクが伴う話をよく聞きます。 大人には見えないナイナイはやはり子供にしか見えない化け物の類なのでしょうか?大人になると霊感が無くなるっていう話もよく聞きます。

2020/01/08

KAZOO

絵本なのですが何か今までの子供用のとは異なり違和感を覚えます。が、興味津々で読みました。宇野亜喜良さんの絵と皆川博子さんの文章ですからこのような分野に興味のある人にとっては読まずにいられない感じの絵でした。話はシュールな感じで訳が分かりませんが不気味感は残ります。

2017/01/10

ケイ

表紙の絵がある読友さんを思わせる。それで読んでみた。ピンクは苦手な色だけど、この絵本の中のピンクはとても色遣いがステキ。マイマイも可愛いから、微笑みながら読んでたのに、そうよね、これは怪談絵本だった。二人の名前の意味を考えると、もっと怖くなる。だめよ、夜の夢のしっぽをつかまえちゃ…。

2017/08/24

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