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怪談えほん (4) ゆうれいのまち (怪談えほん4)

怪談えほん (4) ゆうれいのまち (怪談えほん4)

怪談えほん (4) ゆうれいのまち (怪談えほん4)

作家
恒川光太郎
東雅夫
大畑 いくの
出版社
岩崎書店
発売日
2012-02-29
ISBN
9784265079544
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怪談えほん (4) ゆうれいのまち (怪談えほん4) / 感想・レビュー

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怪談えほんシリーズ。 ゆうれいのまちに行った主人公がゆうれいに捕まって、なんと10年もゆうれいのまちで暮らし大人に。何だかどこぞの国の拉致問題をゆうれいのまちで表現しているのかと思ってしまいました。夜中出歩いてはいけないという教訓を伝えたいのかなとも思いました。

2021/03/02

ある真夜中、窓の外から友達が誘いに来る。「今夜はゆうれいのまちが表れるんだ。一緒に行こうよ」そんな始まり方で、主人公はそのゆうれいのまちから帰ってくる事なくそこに何年も生き続け、やがて・・というお話。色づかいについては個人的に好みではないのだけど、ゆうれいのまちなんだから仕方ない(笑)天国みたいに綺麗じゃダメらしい。一番怖いのは読み終えた後だ。ホッとしていいのか、それともあれはやっぱり、そういうことなのか?などとつい考えてしまい、気づくとゾワッとしている。どうかすべてが主人公の夢の中でありますように。

2014/08/07

麦ちゃんの下僕

「怪談えほん」シリーズを読むのは3冊目。友人に誘われて「ゆうれいのまち」を見に行ったら…というお話。恒川光太郎さんの文章はリズミカルで、一見さほど怖さを感じないようでいて…実はストーリー全体に仕掛けが!?一方、大畑いくのさんの絵は、タッチや色使いが独特の“不気味さ”を演出していますね。何より、シャガールを思わせる人物像(特に、感情を読み取れない表情)が実に良い感じです!

2021/05/19

KAZOO

怪談えほんシリーズのうちの1冊で恒川光太郎さんと大畑いくのさんによる作品です。絵と内容がアンバランスであってそれが読んだ後の怖さをさらに増加させているような気がしました。輪廻転生ではないけれど同じような話の続きになる感じもじわっときます。このシリーズは子供向きではないけれど読んでいて楽しいですね。

2017/01/24

gtn

徳南晴一郎のデッサンに似た人物の誘いにより、幽霊の街に迷い込み、現実感を喪失する。地に足が付かないまま年を重ねる不安はいかばかりか。その先には絶望がある。

2020/08/12

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