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怪談えほん (5) ちょうつがい きいきい

怪談えほん (5) ちょうつがい きいきい

怪談えほん (5) ちょうつがい きいきい

作家
加門七海
東雅夫
軽部 武宏
出版社
岩崎書店
発売日
2012-03-15
ISBN
9784265079551
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怪談えほん (5) ちょうつがい きいきい / 感想・レビュー

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怪談えほんシリーズ好きなので読了。ちょうつがいの音からここまで広がるとは、やはり子供の発送は底なしです。話はオチもなく終わりますが絵がホラーでした。

2016/10/02

蝶番のあの軋む音って、恐怖シーンの効果音に必ず使われるほどポピュラーだけど、この絵本に登場するちょうつがいはもうひとひねり加えてあって怖さも増していた。でもそれよりズキンっときたのは中盤の子どもの顔。あれはものすごく怖かった。錆びたもの、古いものはそれなりの年月を経てきたものであり、そういうものにはいつしか魂が宿ってると今でも信じてるところがあるし、軋む音を悲鳴のように思えた頃が、僕にも確かにあった。この怪談えほんシリーズも5冊目。恐怖心とともに想像力を掻き立てることの大切さ、なんだかわかってきた。

2014/08/07

Kawai Hideki

本当に怖い。ある男の子が、ちょうつがいや古いイス、ブランコ、自転車のブレーキなど、キイキイ言うものにオバケが見えてきて、パニックになる。暗い結末も暗示。娘に読み聞かせたのを後悔したが、本人は割と好きらしく、何回かアンコールのリクエストあり。

2015/03/15

KAZOO

これも怪談えほんのシリーズの一つです。蝶番のキイキイなる音にひかれてみるとお化けが挟まれて泣いているのです。面白い発想法で、さまざまなキイキイなる音を紹介してお化けもそれに対応して様々なものがいるということで結構絵が怖い感じでした。

2017/01/22

ヒロ@いつも心に太陽を!

これは怖い!何がって絵が!!加門さんの文章にここまでの絵をつけた軽部さんは素晴らしいな!どのページをめくっても必ず「それナニ?!」と思ってしまうモノや人が描きこまれている。柳の木、謎の人影、烏、黒服の母娘(透けてるし!)落ちた椿の花・・・最後の赤いページは小さい子がみたらトラウマになるかも。小さい頃、近所の児童館で楳図さんの漫画を初めて見てしまったときの衝撃を思い出した。怪談えほんシリーズのラストにふさわしい「怪談えほん」だった(´д`*)

2012/04/29

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