KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

怪談えほん (10) はこ (怪談えほん10)

怪談えほん (10) はこ (怪談えほん10)

怪談えほん (10) はこ (怪談えほん10)

作家
小野不由美
nakaban
東雅夫
出版社
岩崎書店
発売日
2015-05-21
ISBN
9784265079605
amazonで購入する

怪談えほん (10) はこ (怪談えほん10) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

大人の方がむしろ楽しめるのでは?と思う怪談えほんシリーズ。すっかりハマってしまいました。箱に入ったものは次に開いた時にいなくなる、怖いです!最後のオチは想像できたけどやっぱり怖かったです。

2016/07/24

starbro

岩崎書店の「怪談えほん」は新作を楽しみにしているシリーズです。今回は小野不由美、小説と違ったテイストで抑えた怖さですね。怪しげな箱がマトリョーシカ状態でどんどん巨大化して行きます。以外と恐いのは暗い教室の中でホールのバースデーケーキを前に一人座っている主人公ではないでしょうか?実は嫌いな同級生みんなを箱(四角い教室)に入れて消してしまったのかも知れません。

2015/06/13

zero1

追いつめられ、じわじわとした恐怖。「怪談えほん」を「十二国記」の小野が担当。メダカやハムスターがいなくなる。次は犬が不明に。引き出しの中にある骨は何を意味する?そして女の子がいるのは?この世は閉じていて、我々はいつの間にか箱の中にいるのかもしれない。黒い傘に暗い色の服を着た女の子。これだけで不気味。大人が読んで怖がるこのシリーズは編集側の勝利?短い中で恐怖を表現するのは、作家にとって腕の見せ所。★箱にはぜひ、某国の将軍様や放射性廃棄物などを入れたい。えっ、極東の国の首相も箱に入れる?

2019/10/11

Aya Murakami

図書館本。 理屈では説明のつかないものの恐怖を体現した絵本でした。 はこがあかなくなると何かが消えてしまう。脈絡のない怪奇現象は残穢にて「おきるはずのないことがおきてしまうのが怪奇現象が怪奇現象であるゆえん」といった感じの説明をされていたことを連想しました。 数日後に従妹2人とその子どもたちが帰ってくるのですが寝かしつける際に読み聞かせたら喜んでくれるかも?と思っています。 最後に…、消えてしまうのは主人公の母ではなく主人公なのかも?と思いながら読み終わりました。

2019/05/01

kou

箱が開く度に、生き物が消えていく。メダカ、ハムスター、犬、そして・・・。説明がない分、想像力が掻き立てられ、恐怖が倍増する。

2021/09/23

感想・レビューをもっと見る