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つきが いちばん ちかづく よる (えほんのぼうけん (65))

つきが いちばん ちかづく よる (えほんのぼうけん (65))

つきが いちばん ちかづく よる (えほんのぼうけん (65))

作家
竹下文子
植田真
出版社
岩崎書店
発売日
2014-08-22
ISBN
9784265081356
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つきが いちばん ちかづく よる (えほんのぼうけん (65)) / 感想・レビュー

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ある夜。一匹の猫は探していた。自分の居場所はあそこでもない、ここでもない。ひとり静かになれる場所、それって誰にでも必要で大切な場所だよね。やわらかいタッチと物静かなトーンで統一した夜の街を眺めていると、ページをめくりながら心が落ち着いてくるのがわかった。ただ、どうしても腑に落ちない点があるというか、居場所探しのはずが後半でまったく別の目的にすり替わってたのが不思議で。猫のあたたかく優しい気持ちは共感できるし、読後感も決して悪くはないのだけど、月で誤魔化された感は否めない。そっかこれは月の魔法なのかもだね。

2014/08/24

ふう

「おつきさま おつきさま きっといいこと ありますように みんなに すこしずつ ありますように」これは、わたしの願い。月を見上げるたくさんの人の願いです。静かな夜の静かな場所。静かな光を届けてくれる月を見ると、自然にやさしい気持ちになります。美しい月の夜、地球はそんなやさしさで包まれているでしょうね。やわらかな色やタッチで、月の光も街並みあたたかい絵本ですが、個人的な好みでいうと、猫に服はいらないかな。

2022/06/20

ぶんこ

誰にも邪魔されない場所を求めて探し歩く猫。あわあわとした絵が幻想的で素敵。この猫ちゃん、やっと落ち着いてお月様へ願い事をするのですが、それが何とも健気。「いいことが、みんなに少しづつありますように。」「今夜世界中で同じ月を見ているたくさんの猫からのお願いです」と、自分のことだけではなく、みんなに、そしてたくさんのお仲間も同じ気持ちですよって、竹下さん、すてきです。

2022/09/07

yomineko

読み友様からのご紹介本です📚月は世界中の猫たちが見ている🌕時々辛くなると夜空を見上げて「この同じ月を世界中の人々が見て、世界は繋がっている」という思いは猫も同じ。

2022/06/17

小夜風

【図書館】植田真さんの絵が見たくて借りました。私の大好きな言葉に「same moon」があります。どんなに離れていても、同じ月を見ているんだよ。このねこはどうしてもひとりで月を見たかったのかな~。誰かと一緒でも良かったのでは?と思いました。

2014/11/03

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