はじめてよむ日本の名作絵どうわ (5) わらぐつのなかの神様 (はじめてよむ日本の名作絵どうわ 5)
はじめてよむ日本の名作絵どうわ (5) わらぐつのなかの神様 (はじめてよむ日本の名作絵どうわ 5) / 感想・レビュー
よこたん
“つかう人の身になって、心をこめてつくったものには、神様がはいっているのとおんなじこんだ。それをつくった人も、神様とおんなじだ。” 雪で湿ったスキー靴の冷たい感触と、おばあちゃんの思い出話の温かさが、遠い昔に小学校の教科書で習ったままに、何十年経っても変わらず心地よかった。丁寧な仕事は報われる話である以上に、恋のお話であった。小学生の私をドキドキさせた。今でも教科書に載っているのだろうか。わら草履は履いたことがあるが、気になるわらぐつは、いまだ機会がないままである。
2024/06/29
はる
雪国の静かな夜におばあちゃんが語ってくれたのは、昔、若い娘が体験したほっこりとした優しいおはなし。雪国の方言や雰囲気が魅力的。読み聞かせで知りました。教科書にも載っていたのでご存知の方も多いのでは。
2016/08/01
わむう
光村図書の小5の国語教科書。自分が小学生の頃にも載っていました。おじいちゃん男前。ニクいです。
2017/04/30
ヒラP@ehon.gohon
多くの人に読んでもらいたい素晴らしい物語です。 おばあちゃんの語る「わらぐつのなかの神様」の話で、現代から過去に入っていく読者は、「神様」の意味を受け止めるところで、とても大きなものを学ぶと思います。 使う人の身になって、心を込めて作ったものには、神様が入っているのと同じだ。 素晴らしい言葉だと思います。 最後にはおばあちゃんののろけになってしまうのですが、きっとおばあちゃんが丹精こめて作った、わらぐつのなかの神様がご褒美をくれたのですね。 とても精度の高い物語です。
2016/06/12
bros
挿絵は、黒井健さんです。息子音読。良いお話です。おみつさんけなげな姿にじーんときます。大工さんの言葉にさらにじーんときた、
2017/02/09
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