はじめてよむ日本の名作絵どうわ (6) 名前を見てちょうだい・白いぼうし
はじめてよむ日本の名作絵どうわ (6) 名前を見てちょうだい・白いぼうし / 感想・レビュー
ヒラP@ehon.gohon
あまんきみこさんの2つの童話が収められています。赤い帽子、白い帽子、それぞれに帽子って素敵な小道具だと思いました。 赤い帽子はえっちゃんの大切な帽子です。帽子を思う心が、他のいたずら者たちの邪心に打ち勝ちました。名前が変わる不思議な帽子でしたが、えっちゃんのパワーの方が不思議です。 白い帽子は、白いちょうちょを捕らえた帽子。ちょうが夏みかんに変わっていたらそれはびっくりしますよね。ちょうちょを助けることになった松井さん。何となくそれほど不思議ではないエピソードのように思いました。
2021/10/08
バニラ風味
「名前をみてちょうだい」「白いぼうし」、どちらも名前が書かれている帽子が登場します。「名前をみてちょうだい」の赤い帽子は、飛ばされた帽子を、持ち主が勇気を持って自力で取り戻します。白い帽子では、チヨウを閉じ込めていたはずの帽子を開けてみると…。思いもかけない物が入っていました。一度手放した帽子を、再び手にした時の様子は、さらっと書いてあるのですが、そこにふんわりとした、温かい雰囲気があります。やさしい漢字しか使われておらず、短い解説もあるので、小学校低学年の子の一人読みに向いています。
2016/03/30
遠い日
「名前を見てちょうだい」は大好きなお話。えっちゃんがだいじな自分の帽子を取り返すために、全力で怒るところが大好き。もう一作の「白いぼうし」は描かれなかった部分の動きがあるところがいい。
2016/04/07
タンタン
ぼうしの出てくる二つのお話
2024/10/09
佐倉唯月
小学生のときに国語で読んだ「白いぼうし」が好きで手に取った。今読んでもあたたかな良い話だなと思う。「名前を見てちょうだい」は少しよくわからなかった。
2021/08/21
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