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風流江戸雀

風流江戸雀

風流江戸雀

作家
杉浦日向子
出版社
潮出版社
発売日
1987-05-01
ISBN
9784267011542
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風流江戸雀 / 感想・レビュー

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sin

風流は現代人の心にも流れているのではないだろうか、しかしどうもそれを導く環境に恵まれていないようだ。男女の遣り取りから、若旦那が寝床から出て行くのをいやがってひなたぼっこの猫を寝床に持ってこさせる日常まで、今と呼ばれる時代でもちょっと手を伸ばせば風情は思いのままなのではないだろうか?昔を懐かしむより、昔に触れて取り込んで行く、亡くなられた日向子さんはそう伝えているのではないだろうか?

2014/01/29

begemot

初めて読んだ、杉浦日向子の本。彼女のいい味わいが、既にとてもよく出ています。これで彼女に入り込みました。

ほし

なんてことのない江戸の日常だけど、読んでると心が静かになってる。不思議だ。

2016/08/20

蘇芳

今だとさっぱり琴線に触れなくなってしまった江戸時間は独身時間のようなものなのかなと思う。

2020/10/13

sai

杉浦さんって漫画家でもあったのね。川柳を題材にした江戸庶民の様子が面白い

2013/07/18

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