十九通の手紙
十九通の手紙 / 感想・レビュー
あいくん
☆☆☆1994年に羽田詩津子さんの翻訳で出版されました。「風と共に去りぬ」の作者のマーガレット・ミッチェルが二十歳前後に1人の男性にあてて書いた長文の手紙を集めたものです。2人の間には淡い恋愛感情があったとみられます。1920年頃のアメリカ南部の暮らしぶりも伝わってきます。マーガレット・ミッチェルは私生活に関心を持たれることを好みませんでした。作家は作品のみで判断されるべきと考えていました。それで手紙などがあまり残っていません。これは数少ない私信です。
2019/09/05
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