宮澤賢治漫画館 3 (愛蔵版)
宮澤賢治漫画館 3 (愛蔵版) / 感想・レビュー
Maiラピ
とても不思議なお話<山男の4月>が好きだった。よだかの星、子どもの頃に読んで悲しいお話だなって思った記憶がある。でもこのよだかに賢治が自分を重ねていたと知り、心の病の息詰まるようにな、持って行き場のない高揚を感じて、苦しくなった。
2013/10/01
Takao
1996年10月1日発行(初版)。永島慎二の作品が収録されているので購入したのがかなり前。今回読み通してみて、他の作家の作品もそれぞれ味わいがあった。収録作品は、永島慎二「どんぐりと山猫」、山松ゆうきち「虔十公園林」、水野英子「貝の火」、飯野和好「山男の四月」、あすな・ひろし「よだかの星」。宮澤賢治はほとんと読んだことがないが、いつか読んでみたくなった。
2017/01/05
coldsurgeon
「山男の四月」、この物語の不思議さは賢治ワールドそのものなのだ。マタギ風の山男と薬売りの支那人の掛け合いの中で、異次元へ連れて行かれる読み手は、イーハトーブの地を体感できる。
2013/10/04
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