坂田靖子セレクション (第5巻) 芋の葉に聴いた咄 潮漫画文庫
坂田靖子セレクション (第5巻) 芋の葉に聴いた咄 潮漫画文庫 / 感想・レビュー
ちぎもも
もちろん再読、何回読み直している事か…独特なこの世界観がやっぱり好き♪この前に読んだ「ばけもの好む中将」を読んで、あっぷあっぷと溺れるような物足らなさを補うために?!物入れから、いっぱい引っ張り出しちゃいました~(^^ゞ
2015/10/17
そうび
余白の使い方が、大和絵のようでとても上手い。日本の説話集や中国の伝奇に通じるものがあり、不思議が単なる不思議として受け入れられ、また消えてゆく。怖がることや探ることは求められていない。葛の葉話はとても新鮮な解釈だった、なるほどなー。
2013/03/14
つったん
何度も読み返し、その度に好きになる作品集。平安~江戸時代くらいを舞台にしたちょっと不思議な物語たち。不思議なんだけど、その不思議をあまり気にしない登場人物たち。その受け入れ方がいかにも日本人的でのほほんとしたいい感じ。
2012/02/09
イギリスウェーデンマーク
田楽とキツネの話が読んでいて幸せでした
2010/11/17
さんびーど
坂田靖子は、なにを描いても一貫してサカタワールドだ。それは物語の定型をとらえるのが上手い(つまり外すのもうまい)からであって、平安ぽい時代を題材にした本作ではそれがよく分かる。どこかで聞いたような話を描かせればおよそ右に出るものはいない。大元の雰囲気を壊すことなく、オリジナル漫画に仕立ててしまう手腕の鮮やかなこと。好き!!
2012/03/20
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