宗像教授伝奇考 第2集 (潮漫画文庫)
宗像教授伝奇考 第2集 (潮漫画文庫) / 感想・レビュー
剛腕伝説
黄泉の国のイザナミに会いに行ったイザナミ。そこで腐乱した妻と8人の小さな雷神に合う。白雪姫の童話にも白雪姫の遺体を守る7人の小さな樵が出てくる。この神話と童話には、多くの共通点があるという。
2023/12/07
白義
イザナギ・イザナミ神話と白雪姫の共通点に、宗像教授が出会った謎の女性の悲しいエピソードが見事に絡んで一つの話として成立する、怪人的な物語と知的要素の溶接のさせかたが素晴らしい。しかしこの話、落ち着いて考えたら宗像教授は○○に滔々と自説を語っていたことになってシュールな光景だ。朝鮮半島からやって来た鉄人伝説に古代ロボットっていう発想もぶっ飛んでていい。一話から製鉄、鉄鋼関連の話が多いしきちんとシリーズの中で繋がってるね。勉強になるが上手く出来すぎていてどこから法螺なのかわからないのが難
2013/11/30
田中
都市伝説や民族土着伝承にぞくぞくする。
2017/09/03
白い駄洒落王
1巻に比べるとちょっとスケールダウンかな。なかなか面白い。
2013/06/07
ととろ
相変わらずの宗像教授、危機一髪。いやはや、それにしても宗像教授の話を聴いていると、世界共通の文化がいかに多いことか。文化の発祥は各地での同時多発ではなく、何本かの線上を移動しながら伝わっていったものだと納得してしまう。それくらい説得力ある仮説を提示してくれる。その仮説が真実であろうと無かろうと、共通項の発見は読者に壮大な歴史のロマンを与えてくれる。
2010/09/13
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