KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

アラミスと呼ばれた女

アラミスと呼ばれた女

アラミスと呼ばれた女

作家
宇江佐真理
出版社
潮出版社
発売日
2005-12-01
ISBN
9784267017360
amazonで購入する

アラミスと呼ばれた女 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

さなごん

歴史物。榎本武揚という人はこういう生き方をしたのか。その影にいたアラミスことお柳の人生。

2016/01/01

松風

読み応え抜群の幕末物。釜次郎への思いの強さとサバサバした態度が一見裏腹だけれど、それは意地ではなく、相手を心から尊敬して、信じて、その上で守ろうとしているからなのだなと思う。多分、釜次郎は精一杯尊敬に見合う自分であることでそれに報いたのだろう。

2014/05/03

ringoringo

歴史を動かした人物の陰で、人知れず静かに生き抜いた女性が確かに存在したのだろう。決して表に出ることはなくても、誰かの心の中にしっかりとその存在を刻みつけられたのであれば、それはそれで幸せな生き方だと思えた。

2015/12/22

あかんべ

肝心なときにへまをした釜次郎、男社会の中でがんばったお柳。そのきっぱりした生き方に拍手。

2016/01/07

星落秋風五丈原

肥前長崎。出島は女人禁制。しかし、お柳(アラミス)はフランス語通詞への憧憬をひそかに抱いていく…。榎本武揚と共に幕末を生き抜いた男装の通訳の数奇な運命を描く。月刊誌『潮』連載に加筆し、単行本化。幕末、備前長崎。通詞の父を持つお柳はフランス語を慣れ親しみ、自分も大きくなったら通詞になりたいと思っていた。しかし、出島は女人禁制の時代、女性には無理だ思われていた時代に榎本釜次郎(武揚)はお柳を男装の通詞として雇う。名前も「アラミス」として..。幕末、明治を生き抜いた男装の通詞の生涯を描く。

2006/02/09

感想・レビューをもっと見る