東京江戸歩き
東京江戸歩き / 感想・レビュー
半べえ (やればできる子)
★★
2013/06/16
よし
1962年(昭和37年)に上京した作者と東京。著者が歩いてきた東京風景と江戸の残り香。深川、神田、浅草、隅田川等、作者の思い出を描きつつ、その地の歴史を顧みる。作者は高知出身、上京し新聞配達をし就職。やがて事業に失敗、多大な借金を抱えながら作家を志し、成功する。そんな作者の歴史が写真とともに綴られています。昭和37年からですから、様々な著名人のエピソードも。石原裕次郎、黒澤明、力道山などなど。これぞ昭和の香りです。わたしは、様々なエピソードの中に出てくる文化的な話も良かった。池波正太郎のエピソードも然り。
2013/01/12
tohoho
団塊世代の筆者が、東京オリンピック開幕二年前に高知から上京し、日々表情を変えていく東京のノスタルジー。青春の「記憶」を辿るフォトエッセイ。まさに、「三丁目の夕日」。
2012/11/11
kwy8791
宮部みゆきの『平成お徒歩日記』みたいなのかと思ったら、著者が上京してからの思い出を場所に托して語るエッセイ集だった。ちょっとさびしそうな文章が実にツボだった一冊
2011/02/06
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