ナポレオン千一夜物語
ナポレオン千一夜物語 / 感想・レビュー
takaya
結婚に恵まれなかったナポレオンが真に愛した女性と別れる前に自分の半生を語る物語。コルシカ出身の貧しかった少年が大出世したとはいえ、何度も死にそうになった苦難の連続の人生は、平凡な人生のほうがよほど幸せだったと思わされます。愛した女性とも結婚できなかったナポレオンは、なんだか哀れです。
2021/12/25
M7T
いやー、これ、ホントにわかりやすくて助かるわ。イタリア戦役、エジプト戦役はかすかに知ってるだけだったけど、これでなんかハッキリ見えてきた。これ、打ち切りになったんかな。もちょっと書けばよろしいのに。続編のタイトルも付けやすそうだし。
2017/11/16
ぐだぐだ
拓殖さんの本を読んだのち手に取る。ただの奸物として書かれていたタレイランがナポレオンの飛躍にはなくてはならない人物だった。小説というよりは、ナポレオン初心者のための入門書感。おかげで理解が深まった。
2017/10/07
フブキ
「皇后ジョゼフィーヌのおいしい人生」が読みやすくてそこそこ面白かったので、夫視点の話のようだと読んでみましたが、戦争の歴史が大半だったので期待していたものとは違いました。ちょっと語られたジョセフィーヌの話はことごとく浮気と借金で、ナポレオン不憫…。でもその辺がもっと読みたかったんだけど。
2013/06/18
sarara0904
愛妾のヴァレフスカへの語りという形式上しかたないことではあるが、ジョゼフィーヌ贔屓の私個人としては、ちょっと偏りのあるジョゼフィーヌ観なのが物足りなかった。執筆時期的にはまだナポレオンものの初期~中期だろうか。以前は「あのコルシカ人」「好きになれない」と書いていたはずの著者を知っているだけに、ここ数年のナポレオン関連の本の多さにびっくりする。
2012/01/31
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