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たまゆらに

たまゆらに

たまゆらに

作家
山本一力
出版社
潮出版社
発売日
2011-04-20
ISBN
9784267018664
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たまゆらに / 感想・レビュー

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ぶんこ

跡取りを産まない女房は・・・いつの世も理不尽な仕打ちは尽きぬものよと、いささか読む気がしなくなったりもしました。 静江さんの大らかさ、度量の大きには脱帽です。 朋乃さんも賢すぎ! 最後の朋乃さんの大岡裁きには、正直共感出来ませんでした。 罪を償わせないと、心ある罪人は一生苦しむでしょうし、今回の正悟さん、拓二郎さんなら同じ罪を繰り返すでしょう。 なんだかなぁの終わり方で残念。

2015/01/26

紫 綺

いつもの山本節に、ページを繰る手が止まらない。初めは「おしん」のように苦境からの脱却、お江戸ドリーム的な話かと思っていたが、少々違った。締めはほんのり心温まるオチで、読後感まあ良し。ただ、ほとんど午前中の出来事を、333ページまで広げるのはどうかと思うよ。お茶、飲み過ぎでしょう。

2011/09/26

jima

財布を拾った青物の棒手振の朋乃の話。物足りない感じ。

2014/01/19

σ(-。-)

長い一日。朋乃が強くて、かえって、ちょい切ないかも。なんだろうね〜。

2013/05/02

onasu

ホロリとする台詞と、胸のすく啖呵。健気なおなごと、分別を弁えたおやじ。こうこなくっちゃ、江戸っ子を描いた作品たあ、言えねえなあ。てな、江戸人情の要所をおさえた一冊でした。  大川の川開きを翌日に控えた日の明け方、青物棒手振の朋乃は、海辺橋で縞柄の持ち重りのする財布を拾ってしまった。自信番に届ければ、朝の商売に支障をきたすが、手にしてしまったからには致し方ない。そして、届けた財布からは…。  昔から日本人が好きな話しです。それと、お話の大半が、その日の明け方から昼過ぎまで、てのも物珍しかったです。

2012/12/09

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