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きれいの手口 秋田美人と京美人の「美薬」

きれいの手口 秋田美人と京美人の「美薬」

きれいの手口 秋田美人と京美人の「美薬」

作家
内館牧子
出版社
潮出版社
発売日
2015-06-05
ISBN
9784267020179
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きれいの手口 秋田美人と京美人の「美薬」 / 感想・レビュー

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M

美人好きとしては興味深く読めました。"秋田美人は素の美人、京美人は磨かれた美人"。個性は違えど、両者の共通点は、矜持と気高さと土地柄継承されてきた自負と自信を携えているところ。凛として動じない佇まいや考え方が美しい。文中の美容家の言葉"自然と野性は違う。なにもしないことは自然ではなく不精です"にはドキリとしました。余談ですがp.13の秋田美人が好みでたまらなかった。

2016/05/08

トムトム

手口ってのが良いじゃありませんか。秋田美人(壇蜜)と京都美人(杉本彩)。素の美人と作り上げられた美人。秋田人も京都人も、自分たちが美しいという事に誇りをもっているのだそう。著者さんが実際にお話しをした秋田・京都の人の話が盛りだくさん。本当に美人かどうかではなく、姿勢や所作で美しいと思わせる。納得!京都も秋田も、常に他人に見られているという意識を持っているそうです。ご近所から馬鹿にされない私生活。私はそんなの疲れちゃうから、美人じゃなくて良いや♪

2020/08/10

たかこ

秋田美人と京美人の分析をした本。「秋田の女は素の美人。京都の女は磨かれた美人」。納得の行くことが多かった。美人がいないと言われる名古屋に住む私にとっては、どちらも参考になることばかり。秋田美人の壇蜜、京美人の杉本彩。ほとんどの男の人がこの2人が気になるように、私も好きだ。美人だからというのもあるけれど、それより、この2人の媚びない品の良さ、自分のスタイルを貫いている潔さが人を魅了するのだと思う。そして、着物の威力。私も常々感じている。着物をきて何かをすると、好感度が勝手に2割り増しぐらいになるような(笑)

2018/03/16

tomomi

「二人でメシ食って、また食いたいと思わせる女」中身のある女とは、の質問に男たちが言った勝手な言い分の紹介が面白かったです。女性の立ち振る舞いの美しさなど、わかってはいるものの、日々怠けがちなところで品性がでるのだな...と再認識できました。

2015/11/22

小紫

二代美人産地の比較検討をしながら、美人とは何か、どうしたらなれるのかを紐解いた一冊。面白く読みました。自然と背筋が伸びるカタチになる、着物の力を借りて勝負したいと思います(笑)。人生のソンの何割かを取り戻せるかも?! 顔の肌をすこやかに、というのは道が遠そうだけど(苦笑)、せめて手にしっかりクリームを塗って手入れしていこう、と心に決めました。身もフタもないけれど、やっぱり中身も大事なことも判り、磨かれた美人を目指したいです。しかし、秋田からも京都からも遠いわ〜……!《図書館》

2015/10/23

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