荒野の胃袋 (潮文庫)
荒野の胃袋 (潮文庫) / 感想・レビュー
煮豆
さすが作家さん!と言わざるを得ない語彙力、表現力でお腹が空く。旦那さんと仲良くおいしいものを食べていたり、荒野さんの家族との思い出のごはんだったり、角田光代さんとの対談やカラーのごはんイラスト、グラム表記のないレシピが載っていて一冊まるごとおいしさを味わえる。まず井上家の家訓が《おいしいものを食べたときには、すかさず「おいしい」と言うべきである。》でやられる。ろくちゃんの茄子は試してみたい!文字も大きく余白も多いのですんなり読める。眺めるイラストもかわいすぎ。気分転換におすすめ!ちょっと値段が高いけど☺︎
2024/09/28
niz001
字が大きくて余白が多く頁が少ない、何が言いたいかというとすぐ読み終わる。凝った料理は無いので身近で美味そう。
2022/11/25
あんパパ
初読み作家さん。恥ずかしながらお名前の漢字表記から勝手に男性と思っていたのだが読み始めて誤っていることが判明した次第。一つのテーマが見開き1ページに収まる食に纏わるエッセイ集だった。高級食材ばかりでなくその時あるものをできるだけ美味しく食するというスタンスは素晴らしく素敵なイラストとともに堪能させていただいた。タイパコスパ偏重の食生活のみならず生活全般についてもう少し丁寧に生活しなければいかんわなぁとも反省。
2023/11/18
forme
「ろくちゃんの茄子」食べたい。これなら作れそうだから、やってみよう!
2024/01/24
takakomama
おいしいものにまつわるエッセイ50編とイラストとレシピ、角田光代さんとの対談。荒野さんも荒野さんのお母さまも、食べることが大好きで料理上手。ひとりの食事の時に自分の好物を食べるのが人妻のひそかな楽しみってよくわかります。私は結婚してから、お正月にぶりの照り焼きを作るようになりました。暑い夏は料理したくありませんが、夏バテしないようにしっかり食べなくちゃ!
2023/07/31
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