牧子、還暦過ぎてチューボーに入る (潮文庫)
牧子、還暦過ぎてチューボーに入る (潮文庫) / 感想・レビュー
chie-don
タイトル通り、牧子さん、臨死体験をするほどの大病をして『食は命』と身にしみ、還暦過ぎて厨房に立つようになったとか。東北出身の方だからか、同じ大地に生えた者の感覚がわかる。東北の豊かで素朴な大地の恵み、海の幸…岩手出身のショウヘイ君を見よ!それにしても、宮沢賢治の『雨ニモマケズ 風ニモマケズ…一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ』とあるけど、大正時代の20代の女性も一日四合のお米を食べていたそうな∑(゚Д゚)…その地の民族にはその地の伝統食が一番体に合ってるのか。あとは旬のものを食べる、大事にしたい。
2023/08/08
丸々ころりん
急性心疾患からの生還 まずは食生活改善 外食三昧の日々から,自ら1人ご飯 美味しく楽しい食卓作り。外に出るではなく人を招いての食事🍽️ 「出汁をひく」「旬」を食べる食事の大切にしたレシピ付き。巻末には,鈴木登紀子•土井善晴氏との対談収録。
2023/10/14
うなぎ
本屋でたまたま勘で買ったら当たりだった。臨死体験するまでの大病になった著者が、お医者さんから点滴よりスプーン一杯口から食べないと元気になれないと言われて、荒れた食生活を見直すエッセイ。美味しそうなレシピが色々出て来たり、年配のマダム方の話題や関心が分かって面白かった。
2023/08/09
カノープス
食エッセイ。大病を経て自らの食生活がいかに変わったかの記録だが、併録の対談二本が一番の読みどころになっていて、短いページの中にも数々の金言がある。あとがきにもあるが、本書での最大の収穫は【旬の物を食べろ】という真理である。これしかない。氾濫した情報の渦の中でこれほど明確に発せられた、名のある料理研究家達からの不変の真理。何を食べれば、何を作ればいいだろうか、という事から解放された非常にスッキリした気持ちだ。
2023/03/22
niz001
こういう事やりたくても、働いてたらよっぽどじゃなきゃ出来ないよ…。自分もこないだ医者にマヨネーズ止められた。
2023/03/21
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