宗像教授伝奇考 第2集 (希望コミックス)
宗像教授伝奇考 第2集 (希望コミックス) / 感想・レビュー
あたびー
フィクションにしても東西の様々な物事に繋がりがあると言うのは驚かされる。祭りの山車の起源はヒンドゥーかもとか、鉄人伝説、白雪姫と黄泉比良坂。昆虫を研究している青年が名和君なのにはクスリと笑った。オシラサマが津軽にもあるのは知らなかった。オシラサマは養蚕の神様ということは触れられていなかった。縄文人は犬を大事にしていたが、弥生人は食べてしまったとか。弥生人はやはり大陸人なのだなあと。干支シリーズに出てくるすぐ貧血を起こす人、面白い。
2021/06/28
hibimoriSitaro
再読。1996年12月初版。1話目を除いて重苦しい結末が続く。犬と鼠の話が好み。『バンパイヤ』の夜泣き谷を思いだす。
2020/07/09
Kanae
一話目から、オカルト板でも有名なリョウメンスクナでぐぐっと引き込まれました。ハッピーエンドだったり、アンハッピーエンドだったり。結果のさだまらなさが伝説と同じでいいですね。そしてこのシリーズを読み出してから、諸星大二郎を再読したくて仕方がないです。……少しショックなのが、再読というのに『狗の骨』以外まったく覚えていなかった
2012/09/02
紙虫
やっと読めた!昔から星野サンが好きで、購入しておいた本。やっぱり読み出すと面白い!今年大英博物館で特別展示もあり、やっとメジャーになったかな?でもこの読メの読者数から察するに…、程遠いか。週ジャンで読んでいた「巨人たちの伝説」とクラークが私のSFへの開眼のきっかけでしたが、もうSFは描かないのかな?
2010/10/11
永田 誠治
続刊を読むためダンボールから出して読み直し読メ登録中。今回はアイヌのお話がいくつか出てくるのが興味深い。北海道出身の作者だからか。それにしてもおむすびころりん、ほんとかな。収録エピソードは「宿儺伝説」、「犬神伝説」、「鉄人伝説」、「オシラサマ」、「鼠の島」、「小人伝説」。一番は北海道を舞台にした「小人伝説」。
2020/09/06
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