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風雲児たち 30 (希望コミックス)

風雲児たち 30 (希望コミックス)

風雲児たち 30 (希望コミックス)

作家
みなもと太郎
出版社
潮出版社
発売日
1999-01-01
ISBN
9784267903250
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風雲児たち 30 (希望コミックス) / 感想・レビュー

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阿輸迦

Jコミ。濃尾平野の治水を薩摩藩がしたのは知っていたが、知らないことも多く勉強になった。木曽川と長良川と揖斐川の高さが違っていたため暴れ川になったことも初めて知った。江戸時代になって尾張徳川家が頑丈な堤を作ったから、尾張の国では水害が起こらなくなったが、その分美濃の国の水害がより酷くなった。薩摩藩士の中には幕府に抗議の切腹をするものが相次いだが、幕臣にも薩摩藩に同情する者がいて、二人の幕臣が抗議の切腹をしたそうだ。一度、木曾三川公園に行って千本松原を見たいものだ。平田靭負が祀られている治水神社にも行きたい。

2013/08/24

hibimoriSitaro

再読。99年3月初版。風雲児たちは幕末前夜の第29巻でいったん終了し――どうも著者からの打ちきり志願らしい――第30巻は番外として宝暦治水事件を描いてある。吉宗のあと家重の時代に濃尾平野の河川事業へなぜか薩摩藩が投入されたという理解不能な政策である。有力外様の疲弊を狙うとは言っても余りに理がないように感じるのだ。誰の発案なんだろう。

2013/08/15

A.Sakurai

単行本も持っているのだがJコミで公開されたので再読.もともとは公益法人のPRマンガとして描かれたとは知らなかった.確かに「風雲児たち」のメインのストーリーからは外れるが,幕末を描くのに関が原から始めた作品としては妥当な内容で,違和感はなかった.むしろ単品として読めるので何度も読んでいる.気に入って木曽三川公園を中心に舞台を一回り自転車で回ったこともあった.

2012/09/15

koishikawa85

かつて一度読んだはずだが、まったく忘れていた。外伝の扱い。尾張の治水工事をすることになった薩摩藩士の話。面白い。

2017/10/10

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