西遊妖猿伝 (13) (希望コミックス (319))
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西遊妖猿伝 (13) (希望コミックス (319)) / 感想・レビュー
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執拗に戦いを挑んでくる連中を退けながら悟空らの旅は続く。今回は巫蠱(ふこ・動物を操る呪術)を操る隠者に狙われる玄奘一行。さらに悟空に付きまとう美少女・一升金(いっしょうきん)が本性を現す。これは面白い!
2020/08/17
T.Y.
相変わらず女盗賊・羅刹女達に追われつつ旅を続ける一行。悟空は突厥の武将兄弟を引き付けて別行動し、玄奘・八戒・一升金は析易居士という行者のもとに宿を借りる。だがこの行者は近くの村の不穏な様子と関係が…。不気味だけれどどこかユーモラスなトカゲ描写は作者ならでは。そして一升金が魔物の娘たる真価を見せる。敵とは格が違った模様。玄奘も術を自力ではねのける気迫を見せ…流石、天竺まで長い旅を決心した人だけのことはある。しかし今回の敵は未だ片付かず、戦いも入り乱れてさてどうなることやら。
2019/01/28
seichan
悟空を執拗に追う紅劾児、蛇の巫蟲、蜥蜴の巫蟲……、悪漢や化物が入り乱れて面白く読める。
2017/05/10
ん?
腹黒美少女とでもいった風情のある一升金がまた、いい味を出してます。
2015/06/09
hibimoriSitaro
再読。1999年9月初版。まだ人家の点在する唐国辺境は,目立ちたくはないが生け贄の必要な巫蠱の棲まう所。一升金の動機は悟空への恋心と思うんだけど……。玄奘の逆襲がみごと。鸚鵡かわいい。
2014/02/05
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