母と旅した900日
母と旅した900日 / 感想・レビュー
坂津
「西蔵(チベット)へ行きたい」そう言う99歳の母に親孝行をするため、手作りのリアカーに乗り中国最北端の塔河を出発した74歳の息子。二人の旅路は時に辛く、時に苦しくとも、幸せな気持ちが失われることはなかった……。ページをめくる度に涙が溢れてきた。母を思いやる王一民さんの気持ちが心に届いた。本書の良いところは旅の苦労も述べられている点だろう。加齢で失禁しやすくなった母と関係が気まずくなったり、時には利己心が垣間見えるマスコミやホテルとのやり取りが生じたり。200字ちょっとでは本書の魅力を伝えきれない。
2015/12/05
ほしいもアボカド
・・・只々、頭が下がる思いです。(そんなん言うより、行動せなあかんのやろな。)
2015/06/23
ゆめ
蓮池さんの翻訳で興味がありました。中国だからなせる技かなー
2010/12/05
みな
「休み休み、行こう、この世に急ぐことはひとつもね」
2008/10/14
さくら🌸
すごい話です。蓮池さんの文章も良い。
2008/08/28
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