KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

動物という文化 (日髙敏隆選集 IV) (日高敏隆選集 4)

動物という文化 (日髙敏隆選集 IV) (日高敏隆選集 4)

動物という文化 (日髙敏隆選集 IV) (日高敏隆選集 4)

作家
日高敏隆
出版社
武田ランダムハウスジャパン
発売日
2008-03-20
ISBN
9784270003145
amazonで購入する

動物という文化 (日髙敏隆選集 IV) (日高敏隆選集 4) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ぽんくまそ

動物といっても、動物園にいる動物ではない。動物園は、動物のうちの一種にすぎない脊椎動物だけ、その中でも特にほ乳類を優先した生体展示だ。生物はもっと多様にして、己のスタイルで堂々と生きている。生物のなかでのヒト(ほ乳類・脊椎動物)優越史観を根本からくつがえす好著である。「ナマコは、要するに、球型のウニが上下の方向に長く伸びてキュウリのような形になり、それが横に倒れたものと考えればよい。」など、あ、そうかと思える説明に感謝。昔、講談社学術文庫で読んだときには、なぜ節足動物の種類が多いかの理由がわかり興奮した。

2014/08/05

感想・レビューをもっと見る