TALK 橋本治対談集
TALK 橋本治対談集 / 感想・レビュー
小鈴
あ、まだ読み終わってません。浅田彰との対談を三分の一立ち読みしたけどかなり面白いのでメモ。 浅田もちゃんと「対話」してるしね(笑)。これも読みたいが、まずは最新刊の小説『橋』を読まないと。忙しいときに限って、橋本治、本を出版するから憎いぜ。でも、嬉しい。
2010/02/15
りり
何とか読了。内容濃すぎて読めましたけど飲みこめてません状態。とりあえず源氏物語が壮大なるハーレクインだということが分かりました。どうりで熱狂的なファンがいるはずだよ。(ウン年来の謎でした)私が全く興味を抱かないはずだよ。スッキリ(^O^)橋本治を読む度に、もっと私に教養があれば、この世の謎を解き明かすための扉を開ける鍵を手にいれられるのに、と思わされる。でも浅田彰とかの対談とか、字面しか読めない。高橋源一郎はなんかビビってるんじゃない?
2014/09/10
vonnel_g
対談集。面白いのが最後の天野祐吉氏との対談で、「政権をとった時が民主党の危機」と指摘している点。このとき2007年。誰もこんなこと言ってなかった。
2010/08/05
amanon
橋本治という作家の特異性を改めて確認させられた。特に驚かされたのが、著者が小説を書く際、自分の頭の中に浮かんだ絵から小説を紡ぎ出していくと述べる行り。それまで小説を読んできたという蓄積の無い人が、いきなりこういうスタンスから小説を書き出したというのだから、やはりある種の天才だろう。それから、『源氏物語』についての対談では、これまでの自分の源氏に対する理解がいかに薄っぺらかということを改めて思い知らされた。何せ普通同情の対象になると思われる大君を一番嫌いだと言ってのけるのだから…また源氏が読みたくなった。
2012/10/26
seichan
対談相手に茂木健一郎とか無いだろう、とも思ったが、全体に楽しく読めた。いろんな仕事をしているが、トータルに橋本治。そしてこの天才の焦点は、モノ凄い(またありがちなことに在世中は無視される)小説家に収束してゆくに違いない。第三コーナーを回った感じだが、自分が死ぬまでに完全なる結晶を読ませてほしい、と勝手に願う。
2011/11/13
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