ヴェネツィアの悪魔 下 (ランダムハウス講談社 ヒ 1-6)
ヴェネツィアの悪魔 下 (ランダムハウス講談社 ヒ 1-6) / 感想・レビュー
ほちょこ
最後まで現在と過去のつながりがはっきりしないまま、終了。読み進めるのにものすごく時間がかかり、かつ、すっきりしない。残念感、満載。
2015/05/17
RIN
恋と冒険の上巻から一転、下巻は目まぐるしい展開と悲劇に、ひどくもの悲しい読後感。「悪魔」の残虐さより、翻弄される市井の人々の悲しみと虚しさのようなものを強く感じた。上巻の、ストーリーで引っ張る感じから、下巻は心に訴える展開へと。デヴィットヒューソン。他の作品も是非読みたくなった。
2011/10/12
星落秋風五丈原
殺人事件で幕を開けた下巻はテンポが速い。ルソーも登場するが優れた思想家としての片鱗はない。
2013/10/01
Richard Thornburg
感想:★★★ 上巻では緩慢であった話の展開も、下巻に入ってからは動き始めます。 偽り、欺瞞、欲、富が交錯する中で誰が誰を何の目的で殺したのか?も次第に明らかになって行きます。 相変わらず18世紀と現代を行ったり来たりする構成でしたが、街の表情などに違和感がないのはヴェネツィアという街が昔と変わらないからなんでしょうね。
2013/04/07
旅猫
二つの時代のヴェネツィアで起こる殺人事件。キレイにリンクされていていたと思います。「悪魔」のモチーフも活かされてましたしね。ヴェネツィアに行きたくなる物語です。可能ならば、その地で、人々を熱狂させた音楽を是非聴いてみたいものです。
2011/02/18
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