蜥蜴の牙 上 (RHブックス+プラス ヒ 1-9)
蜥蜴の牙 上 (RHブックス+プラス ヒ 1-9) / 感想・レビュー
RIN
ローマ市警トリオシリーズ(と呼んでいいですよね)第4作。前作『聖なる比率』でなかなかの「イイ感じの仲間」になったレオ、ペローネ、ニックは、上層部に逆らったためにヴェネツィアへ左遷(?)。かの地で遭遇した事件は、なんとあの人が関わっていた!?ノンシリーズの『ヴェネツィアの悪魔』未読の方は、そちらを先に読んでください!じゃないと、話、見えませんから。ローマ人とヴェネツィア人の気質の違いやら社会構造やら、同じ国民とは思えないくらい。例によって、上巻はまだるっこしいものの、上巻末でいきなり物語に緊張が走る!
2011/10/30
旅猫
作者はヴェネツィアでいやな目にでも遭ったのかと思わず勘繰りましたが、ローマっ子はそう思っている、という視点かしら。イタリア料理とワインは相変わらず美味しそうでしたが、さて、謎はどこに着地するのかしら。
2011/04/01
meemee
やっぱり好きだなあ。 読み終わるのがもったいなく感じる、幸せな時間。 ヴェネツィアの悪魔、あれで終わってなかったんだ。 ダニエル達はどうなったのか気になる。 カバーの絵はカラヴァッジョの「トカゲに咬まれた少年」に、事件のモチーフをかぶせたもなんだな
2019/03/01
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