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美 (考える絵本 4)

美 (考える絵本 4)

美 (考える絵本 4)

作家
日比野克彦
出版社
大月書店
発売日
2009-08-01
ISBN
9784272406647
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美 (考える絵本 4) / 感想・レビュー

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Aya Murakami

図書館本 朝顔の種をまいて開花させる美の話。無事に成長した朝顔の全体像を見るために絵本そのものを90度回転させる仕掛けがナイス。あまりに美しいものを見ると価値観がひっくり返りますものね。

2020/01/30

tokotoko

「明後日朝顔プロジェクト」で地元の人とあたたかいつながりを結んだアーティスト、日比野氏の本。種を船にたとえたり、種にも記憶がある、など、読むほどに想像力がどんどん広がる。最近ふと「物にもし心があったら、何て思ってるだろう」とか思う時がある。この本は、そんな気持ちを、すくいあげてくれた気がしてうれしかった。あとがきにあった「ものを見て美しいと思うのは、そのものに美があるのではなく、それを感じることができる人の中にある」という言葉を、そうっと胸にしまった。

2013/08/05

遠い日

美とは、美を感じる心にこそあるという日比野さんのことばに、はっとする。「明後日朝顔プロジェクト」という取り組みを通して、多くの人と共有した朝顔を愛でる心。一粒の種に潜む「記憶」をちゃんと解き明かす日比野さんの感性は、さすがにアーティストだと感じる。

2014/06/11

ゴロチビ

日比野克彦は天才アーティストの一人だと思う。サラサラっと描いた絵がちゃんとアートになってしまう。サラサラっと書いた文章がちゃんと詩になってしまう谷川俊太郎みたいだ。この絵本も、どのページもサラサラっと描いた風なのにちゃんと美しい絵になっている。がしかし、だからだろうか、もっともっと出来たんじゃないの?と思ってしまう。美は受け取る人の中にこそあるってその通りだし、いいこと言うなぁと思ってしまうけれど。天才だから、いろんな仕事をいつも忙しくこなしているんだろうなぁと思うけれど。つい、いつもの癖で僻んじゃった。

2021/07/21

楓 a

私は本当にその種の船を造って、その船で旅をしたいです。

2011/04/25

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